封筒宛名書きに都道府県名は必要!?|毛筆筆耕サービス

封筒宛名書きに都道府県名は必要!?|毛筆筆耕サービス

封筒宛名書きに都道府県名は必要!?

結婚式招待状の宛名書きなどで、住所は都道府県名から書いた方が良いの?

 

これについては、絶対にこうでなければいけない、ということはなく「どちらでもよい」というのが本当のところです。

※都道府県名まで入れた方が「正式な」感じがするし、書かないのは目上の方に対して失礼
※郵便番号があれば、都道府県名は省略するのが一般的
※同じ都道府県内に出す場合には都道府県名はわざわざ書かない
※市、区については都道府県名は省略し、郡 などについては書く

などなど、様々なご意見があります。

 

都道府県名を入れるか入れないかは、どちらでもお好みで

 

都道府県名の記載について、東京筆耕堂では、お客様のご希望通り(お客様からお預かりしたリスト通り)に書いています。

 

都道府県名を入れて書く場合に筆耕料金が10円〜20円増し、という筆耕会社はとても多いです。さらに、「リストに都道府県名が書いてあっても、都道府県名は省略して書きます」と宣言している筆耕会社や式場まであります。

 

一方、東京筆耕堂では、都道府県名を書いても、追加料金はいただいておりません。同様に、マンション名などの建物名がある場合も追加料金はいただいておりません。

 

東京筆耕堂では、なぜ都道府県名を入れても追加料金をいただかないのか?

 

「都道府県名を入れても入れなくてもどちらでも問題ない、というのはわかるけど、本当はきちんと都道府県名まで入れて書いてほしい。でも、10円〜20円も割増しになってしまうのなら市区町村からでもいいかな。都道府県名は書かなくても失礼ではないですよ、としきりに書いてあるサイトもあるし…仕方ないかな…」と考えてしまうお客様が多いのでは?と思うからです。

 

お客様の「(どちらも正しいのはわかっているけど)でも本当はこうしたい!」というご要望にできる限りお応えしたいと東京筆耕堂では考えているからです。

 

都道府県や、建物名を書くことを、決しておすすめしているわけではありませんが(むしろ書かない方が、ゆったりとしていておすすめ)、「お客様の本当のご希望通りに書くために」追加料金を設置しておりません。

 

もちろん間違った書き方をしてはいけませんが、筆耕士の都合を優先させるのではなく、できる限りお客様の「本当はこうして欲しい」というお気持ちを尊重できればと考えております。

 

「千葉県千葉市」よりは「千葉市」と書いた方が見た目がよい!?

 

ただ、筆耕士として気づいたことをお話しますと、「千葉県千葉市」や「京都府京都市」など都道府県名と市区町村名が同じ場合には、都道府県名は省略した方が見た目がよいという気もいたします。

 

都道府県名まで書く場合、どうしても文字数が多くなってしまいます。都道府県を省略した方が、当然ながらゆったりと書くことができます。

 

 

都道府県名よりもむしろ、極端に長い建物名こそ、注意!!

 

都道府県名は、省略した方が、文字数が少なくなり、ゆったりと書けるため、見た目の点からは、おすすめです。(上述のように、千葉県千葉市 など、都道府県名と市区町村名が同じ住所だけでも)

 

しかし、それよりも、極端に長い建物名や、301号室 といった、部屋番号の後の「号」、「号室」、あるいは、「1-1-1」でよいのに、「1丁目1番地1号」など、何もかも、盛り盛りのリストを時々拝見し、こちらの方が気になります…

 

何もかも書くことになりますと、文字を、細く小さく書かざるをえないため、ゆったりと優美に書くことができず、もったいないです。

 

∴都道府県名を書くのなら、せめて極端に長い建物名だけでも省略する、部屋番号の後の、「号」「号室」は書かない。
「1丁目1番地1号」ではなく、「1-1-1」といった表記にする… 美しい毛筆筆耕のためには、あまり欲張らずに、「ある程度しぼって書く」ことを、おすすめいたします!

 

追加料金がかかる、かからない 云々 よりも、より美しい筆耕のためには、適度な文字数でゆったりと書く(いたずらに文字数を増やさない)ことが、大切であると、東京筆耕堂では考えます。

 

 

※余談ですが、筆耕を依頼する際のリストに、道府県名ではなく市区町村名の記載を忘れてしまうお客様が時々いらっしゃいます。
 例)神奈川県横浜市港北区 とすべきところを、神奈川県港北区 など

 

リストをエクセルで作成される場合、郵便番号から住所をカンタンに変換させることもできますので、エクセルを上手に活用してみるのも、住所不備をなくすのに役に立つと思います。

 

東京筆耕堂では、宛名書き筆耕を依頼された方には、リスト作成・発送にあたってご一読いただきたい文書 を、メールでお送りしております。
こちらをご覧いただき、リスト作成にお役立ていただければ、と思います。

★賞状類・赤ちゃん命名書筆耕依頼の増加に伴い、現在、東京筆耕堂では封筒・ハガキ宛名書きの受注を休止しております。